八股榎お袖大明神 縁起
お狸様 お袖さんとは
お袖さん年代記
世話人 田中喜子さんのおことば
お袖さんが消えた
お袖さん体験記
八股榎お袖大明神 奉賛会
お袖さん資料館
お袖さんリンク
アクセス・年間行事
お袖さんが消えた
お袖さんが行方不明に・・・

写真提供:
なんとなく50歳

平成23年11月25日の朝…、女性信者が八股榎お袖大明神を訪れたところ、祠の中心に祀られていた「狸の神像」が無くなっているのを発見しました。警察に届出をして窃盗容疑事件として捜査をしますが、行方知れず…。世話人である田中喜子さんは心労を重ね、何日か体調を崩されました。それでも大騒動にしたくはありませんでした。

しかしこの事件は、新聞や夕方のテレビニュースでも放映されました。信者の方々は「お狸さんのことだから何日かすれば帰ってくる」と信じていましたが、警察や関係者による捜索も空しく「狸の神像」は出てきませんでした。

★愛媛新聞 平成23年11月26日号掲載記事PDFはこちら★
新たなお狸様が現れる!

「狸の神像」探しはついにお堀の捜索に至ります。
「犯人はお袖さんをお堀に投げ込んだかもしれない…」そんな期待を込めてお堀を丁寧に捜索していくと…、なんと!! 別の狸像が発見されたのです!!! 信者のや関係者の方々もこれには驚きました。しかしこの狸像はいわくつきで、34.5年前位に悪さをする狸ということで八股榎お袖大明神に置いていかれたものでした。そしてここでもあまりにも悪さをするので、ついにお堀に投げ込まれてしまった狸だったのです。

でもこの狸像、なぜこのタイミングで引上げられたのでしょう?お堀の掃除は数年前にも行われていましたが、その時は底に炭を敷く作業を重点的に行ったため、底をさらう掃除行われませんでした。

引上げられた狸像は、長いことお堀の中で埋まっていたせいでヘドロだらけの姿になっており、当初は信者の方にも気味が悪いと思われていました。しかし、これはお袖さんの生まれ変わりではないか…、いやいや、何かの罠ではないか…、狸像と向き合い信者の方々によって真剣に話し合われました。

左の写真はまだ身の振り方が決まっていない新しい狸像。祠には入れてもらえていませんが一応お供え物が供えてあります。そしてこの後、世話人の田中喜子さんが代表して狸像と協議をした結果(!)、新たな「狸の神像」として迎えられたのです。

ちなみにお袖さんは雌狸なのですが、今回の「狸像」は雄狸とのこと。お袖さんではありませんが、これも何かの縁。現在はお袖さんがいた祠の中に祀られています。もちろん盗難にあわないよう祠には格子がつけられましたが…。

このような不思議なことが実際に起こるのが、
お袖さんの魅力にひとつではないでしょうか?


その他、お袖さんの不思議なパワーを感じた体験記もご覧下さい。

PAGE TOP